今日は和歌山県東牟婁郡串本町にある潮岬灯台について書きます。
「しおのみさき」灯台と読みます。
串本町自体が本州最南端の地で、この潮岬灯台も本州最南端の灯台です。
今回の旅は三重県の伊勢市からスタートです。
大王埼灯台のラストで伊勢市に向かい、翌日は伊勢観光をし、その翌日に和歌山県まで大移動です。
まずは伊勢市駅から4時間50分電車に乗って串本駅へ向かいます。
例のごとく朝が早く、伊勢市駅を発ったのは6:29。
伊勢市駅からJR参宮線で多気駅へ。
多気駅からはJR紀勢本線で新宮駅へ。
最後、新宮駅からはJR特急くろしおで目的地の串本駅へ。
多気駅から新宮駅はJR特急ワイドビュー南紀という特急列車があるのですが、ちょうどいい時間に特急がなく、31駅を各駅停車で移動。
31駅。3時間16分です。
事前にルートを調べていた時からここでの時間の使い方を恐れていたのですが、寝たり、本を読んだりしていたから意外と過ごせるものですね。
やっぱり列車は良いですよね。
ぼんやりしていれば目的地につくって、最高です。
さて、時間はかかったものの特にトラブルはなく串本駅に到着です。
串本駅は串本町の観光の中心地ということで、ロッカーもありますし、Suicaなど交通系ICカードも使えますし、便利な駅です。
串本駅からはバスで潮岬灯台へ向かいます。
串本町コミュニティバス、または観光周遊バス「まぐトル号」が使えます。
コミュニティバスは200円、観光周遊バスは1乗車500円で、2日券1000円もあります。
筆者は7月31日に潮岬灯台へ向かったのですが、翌日(8月1日)からはコミュニティバスが無料だったようです。
タイミング良くなかったなあと思いましたが、決して高い料金ではないので無問題です。
ちょっと思ってしまったのが、コミュニティバスを無料にしたところで串本町の観光客が増えて地域振興が進むんでしょうか。
うーん…。
元々コミュニティバスで利益を出そうとしているわけではないのでしょうか。
以前は同様のルートの路線バスがあったそうですが、撤退してコミュニティバスになった経緯があるそうなので、公共事業としてやっていると言うか。
そんなことを考えてバスに揺られていると海が見えてきました!!
灯台は、背が高い!というのが第一印象です。
また、灯台の上の方の階段が非常に狭くて、階段下るときにリュックが引っ掛かるという初めての経験をしました。
階段登りきった先の景色です。
何度味わっても飽きない、最高の瞬間です。
灯台がある辺りは、本州最南端!ということで潮岬タワーがあったり、本州最南端の碑があったり、観光地でした。
本州最南端のポスト。
本州最南端の灰皿まで。
ソフトクリームを食べました。
うまい。
旅先で食べるソフトクリームってなんでこんなにおいしいんでしょう。
この後は、串本駅からJR特急くろしおで快適に新大阪駅まで向かい、京都でもう一遊びして岐路につきました。
潮岬灯台、また串本町はさすが本州最南端!ということで行くのに時間がかかるのは確かにそうなのですが、観光地なので車なしでも十分楽しめます。
皆さんも是非。